不動院
爆心地から3.9kmで屋根は傷みましたが、市内で唯一、被爆しながらも残った国宝です。
薬師如来をまつる真言宗の寺です。14世紀、足利尊氏が全国に設けた安国寺のひとつとして創建されました。その後衰えましたが、戦国時代に安国寺恵瓊が再興しています。金堂は1540年、大内氏が山口の香積寺のために建てたもので、毛利氏の外交僧だった安国寺恵瓊が、衰えた寺を再興した際に天正年間(1573〜1592)にここへ移しました。1945年8月6日、爆心地から約3.9kmのこの寺では、丘が爆風をさえぎりました。屋根が傷み、中心の柱が1本折れましたが、金堂は焼けも倒れもせず、被爆しながらも残り、市内で唯一の国宝となりました(1958年2月8日に指定が確認されています)。
広島県
牛田駅、新白島駅、不動院前駅