熊本県立装飾古墳館
安藤忠雄が設計した1992年の建物は古墳を模していて、目の前には全長107mの本物の古墳があります。
古墳は、4世紀から7世紀にかけて各地の首長のために造られた大きな墳墓です。「装飾古墳」では、石室の壁や石棺に、円、三角、武器、馬などが浮き彫りや彩色で表されています。館の説明では、全国に849基ある装飾古墳のうち212基が熊本県にあり、全体の約4分の1にあたります。菊池川流域だけでも131基あります。赤い色は阿蘇の黄土に由来し、この地では手に入りやすい顔料でした。国の「風土記の丘」事業の一環として、専門博物館として設けられました。大阪の建築家で、プリツカー賞を受けた安藤忠雄の設計で、1992年(平成4年)に完成し、熊本県の建築プログラム「くまもとアートポリス」の指標となる建築です。建物は前方後円墳を模していて、すぐ近くの本物の古墳、岩原双子塚古墳と点対称に配置されています。双子塚古墳は全長107m、高さ9m、5世紀の古墳で、国の史跡である岩原古墳群13基の中央にあります。館は約1,000点を所蔵しています。
熊本県
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