小鹿田焼の里
モーターはありません。川の流れが土を砕き、足でろくろを回し、窯は薪で焚きます。
1705年、地元の職人が、今の福岡県にある小石原の焼き物の技法をこの地に伝えたのが始まりです。それ以来、水の力で動く唐臼、足で回す蹴轆轤、薪の窯という作り方を、電気も機械も使わずに守ってきました。技は同じ家の中で、父から息子へだけ受け継がれます。1995年5月31日、小鹿田焼の技法は国の重要無形文化財に指定されました。2008年3月28日には、家々や窯、近くの池ノ鶴の棚田を含む集落の景観全体が重要文化的景観に選定されました。建物を一つひとつではなく、場所を全体として守る制度です。唐臼のリズミカルな音は、1996年に「日本の音風景100選」に選ばれています。
大分県
皿山