通潤橋
1854年から100haを潤し、2023年に土木構造物として初めて国宝になりました。
1854年、矢部村(現在の山都町)の惣庄屋・布田保之助が、水のない台地に水を送るために造らせました。長さ約78m、幅6.6m、高さ約21.3mで、アーチの半径は28.1mです。橋の中には119mの石の通水管が通っています。これは6km先の笹原川から水を引く全長約42kmの水路網の一部で、今も白糸台地の約100haを潤しています。有名な放水は、通水管にたまった砂を押し流すためのもので、これができる石造アーチ橋は日本でここだけです。1960年に重要文化財に指定され、2023年には日本の文化財で最も高い位である国宝になりました。土木構造物としては国内で初めての国宝です。
熊本県
通潤山荘、浜町、通潤橋前