

1918年6月1日、ここでドイツ人捕虜が日本で初めてベートーヴェンの「第九」を演奏しました。
板東俘虜収容所は1917年、青島で捕らえられたドイツ・オーストリア=ハンガリーの捕虜1,000人近くを収容するために開かれました。所長の松江豊寿は、作業場や新聞、演奏会を認めるなど、異例なほど人道的な待遇を徹底しました。そうした中で1918年6月1日、捕虜のオーケストラがベートーヴェンの交響曲第9番を日本で初めて全曲演奏しました。これが、いまでは毎年12月に全国で続く伝統の始まりです。すぐ近くの大麻比古神社の境内には、同じ捕虜たちが造った小さな石橋がいまも残っています。
板東俘虜収容所には、1917年4月から1920年4月まで、青島の戦い(1914年)で捕虜となった約1,000人のドイツ兵とオーストリア=ハンガリー兵が収容されていました。閉鎖のとき、63人が日本に残る道を選びました。2002年に国の史跡に指定されています。収容所の記憶を伝える資料館は1972年に開館し、1993年にリューネブルクの市庁舎を思わせる姿で建て替えられました。
ℹ️ 開館時間は9:30〜16:30です。毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)と12月28日〜31日は休館です。JR板東駅から徒歩約10分です。収容所の跡地は現在「ドイツ村公園」になっていて、少し離れた場所にあります。
🚉 板東駅 · 徒歩22分
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