伊部(備前焼の里)
釉薬を使わず、備前焼の赤は炎から生まれます。同じものはひとつとしてありません。
備前焼は日本六古窯のひとつで、そのルーツは古墳時代の須恵器づくりにさかのぼります。丈夫な日用の器という今の姿が整ったのは、平安時代から鎌倉時代初期にかけてです。釉薬は使いません。赤みを帯びた肌や、予測のつかない色の変化(窯変)は、酸化焔焼成と、薪窯の中で器が置かれた位置だけから生まれます。桃山時代にはすでに堺や京都の茶人に好まれ、1982年に通商産業省から伝統的工芸品に指定されました。
岡山県
伊部駅