伊部(備前焼の里)


釉薬を使わず、備前焼の赤は炎から生まれます。同じものはひとつとしてありません。
伊部の家並みを歩くと、登り窯の四角い赤レンガの煙突、陶芸家の工房、ギャラリーが次々に現れます。町並みそのものが、焼き物のショーウィンドウです。JR伊部駅を含む、登り窯の形をした展示施設・備前焼伝統産業会館では、2階で約4,000点を展示・販売しています。
備前焼は日本六古窯のひとつで、そのルーツは古墳時代の須恵器づくりにさかのぼります。丈夫な日用の器という今の姿が整ったのは、平安時代から鎌倉時代初期にかけてです。釉薬は使いません。赤みを帯びた肌や、予測のつかない色の変化(窯変)は、酸化焔焼成と、薪窯の中で器が置かれた位置だけから生まれます。桃山時代にはすでに堺や京都の茶人に好まれ、1982年に通商産業省から伝統的工芸品に指定されました。
ℹ️ 伝統産業会館の展示施設は、案内フロアが9:30〜17:00、販売フロアが10:00〜17:00。火曜休館(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日も休館です。会館への入場は無料で、ろくろ体験は別途予約が必要です。2026年4月まで改修工事中で、販売部門は一時的に移転しています。訪れる前に現在の状況の確認が必要です。
🚉 伊部駅 · 徒歩2分
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西大寺会陽14.8 km写真:Mstyslav Chernov/Unframe/http://www.unframe.com/ · CC BY-SA 3.0
