

九尾の狐の伝説が残る石は、2022年3月5日に真っ二つに割れました。
伝説によると、宮中の女官に化けていた九尾の狐・玉藻前は、妖怪の正体を見破られてこの地まで逃げ、この石に姿を変えました。それからは、近づく者の命を奪う毒気を吐き続けたといわれ、それが名の由来です。1385年には僧・源翁が杖の一撃で石を砕いたとされ、今も見える割れ目がその伝説の傷跡です。2022年3月5日、石が2つに割れているのが見つかりました。自然の浸食によるものとされていますが、この出来事で伝説への関心が日本中で再び高まりました。
石のまわりは那須岳の活火山地帯の一部です。地面から実際に噴き出す硫黄のガスこそが伝説の本当の土台で、何世紀にもわたってここを鳥や小動物には有毒な場所にし、その名を広めてきました。現在、殺生石園地には松尾芭蕉の句碑もあります。芭蕉は『おくのほそ道』の旅で、この地を通りました。
ℹ️ 園地はいつでも入れて、無料です。硫黄ガスの濃度が高いときは、地元の当局が一時的に立ち入りを制限することがあります。風のない日に散策するなら、事前の確認が必要です。駐車場からの道のりは短く、平らな道を数分歩くだけです。
🚉 那須高原ビジターセンター入口 · 徒歩9分
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