

1992年から九州で唯一の文楽専用の劇場で、人形を操るのは農家の人たちです。
木造の劇場で、文楽が毎月第2・第4日曜と、7月から11月は毎週日曜の13:30に上演されます。人形は1体を3人で操り、遣い手は地元の農家の人たちで、上演が終わると畑に戻っていきます。上演のあとは、観客が人形に触れたり、操ってみたりできます。
文楽(人形浄瑠璃)は、浄瑠璃の語りと三味線に合わせて人形を操る芝居です。清和での始まりは1850年ごろで、旧村の住民のうち浄瑠璃好きの数人が、淡路島の巡業の一座から人形を買い、操る技を習いました。人形の大きな身振りもそこから伝わったもので、火やろうそくの乏しい明かりでも見えるように生まれたといわれます。一座は農民で、神社の農村舞台で演じていました。明治時代の終わり(1912年)に衰えましたが、1926年に再開し、1960年には人形遣いの技の保持者2人が県の無形文化財に指定されました。1979年には一座全体が指定され、地元はこれを復興の旗印にしています。劇場は1992年、県の建築プログラム「くまもとアートポリス」の事業として生まれました。設計は石井和紘で、木造、舞台・客席・展示の3棟からなります。1994年からは太夫と三味線弾きも戻り、公演は年に約200回です。
ℹ️ 開館時間は9:00〜16:30です。休館日は火曜(祝日の場合は開館)、年末(日付は未公表)、メンテナンス日です。通常公演は約60分で、毎月第2・第4日曜と、7月から11月は毎週日曜の13:30に上演されます。30分の短縮版は日程が不定で、劇場への問い合わせが必要です。展示とのセット券は、高校生以上2,000円、中学生1,500円、小学生1,000円(2025年7月1日時点の料金)で、展示のみは600円、子どもは300円です。上演後には約5分間、からくり仕掛けの舞台装置「千畳座敷」があります。畳の広間が千畳の広さに見える仕掛けで(演目によります)、そのあとに人形に触れる時間があります。公演のない日は、展示と約25分の映像を見られます。2026年10月31日(土)には「清和文楽の里まつり」があり、10:00〜15:00、14:15から無料の特別公演があります。国道218号沿いの道の駅「清和文楽邑」の中にあり、駐車場は61台分です。路線バスは本数が少ないため、行くなら車のみで、幣立神宮から車で5分、通潤橋から15分です。⚠️ 2026年7月28日の地震後の状況:その日付以降の公式ページで劇場が開いていると明記したものはなく、10月のイベントを告知するページにも日付がありません。事前に0967-82-3001へ電話で確認が必要です。
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