白壁・主税・橦木町並み保存地区
名古屋城の裏手に、塀と戦前の邸宅が14haにわたって続きます。
平行に走る3本の通りには、どれも同じ並びが続きます。門、瓦をのせた塀、塀の向こうへ枝を伸ばす木。その奥には、陶磁器商が両大戦の間に建てた家々があり、和風のものもあれば、洋風の出窓をもつものもあります。そのうち4軒は市が買い取って公開しています。ほかの家には人が住んでいるので、通りから眺めます。
江戸時代、名古屋城の東には中級武士の屋敷が並んでいました。当時の区画割りは、今も通りに見て取れます。1868年以降、町の生業が変わります。焼き物の町・瀬戸へ向かう道の便がよく、白壁は陶磁器取引の中心になりました。1910年代から1930年代にかけて、輸出商や地元産業を代表する人々が移り住み、立派な邸宅を建てました。和風のもの、洋風のもの、そしてしばしば和と洋を一つの建物にあわせたものです。1985年5月、市は白壁・主税・橦木の3本の通りを軸とする14.3haを町並み保存地区に指定しました。市は、城から徳川園までを結び、この地区を含むより広い一帯を「文化のみち」と呼んでいます。
ℹ️ 名城線の名古屋城駅から徒歩15分です。観光ルートバス「メーグル」は、地区の両端にバス停があります。歩いて回るのは無料で、予約も要りません。3本の通りに1時間強、中を見学するならその時間も加えてください。公開されている家は、月曜と12月29日〜1月3日が休館です。橦木館は、洋館と和館、茶室、2棟の蔵をもつ陶磁器商の邸宅で、開館は10:00〜17:00、入館料は200円です。320円で、徒歩数分の二葉館にも入れます。人が暮らしている地区なので、門や庭は通りから眺め、路地では静かに歩いてください。
🚉 清水駅 · 徒歩12分
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