市場が豊洲へ移っても、ここは残りました。市場そのものではなかったからです。
脇道から入ると、境目もなく、すぐに店先が始まります。卵焼きは鉄板から熱々で出てきて、ウニは殻を開けて氷の上に並び、ホタテは立ったまま食べます。9時には卸の業者の仕事が終わり、通りは小売で買う人のものになります。11時を過ぎると、列になって歩くほどです。
「築地」は埋め立てた土地という意味です。1657年の明暦の大火のあと、隅田川の河口を埋め立ててできた土地で、武家地になりました。1923年、関東大震災で日本橋の魚市場が壊滅し、ここへ移ってきました。中央の市場のまわりには魚を扱う商人が自然に集まり、誰が計画したわけでもなく場外市場が育ちました。そのため、2018年に卸売が豊洲へ移ったときも、場外市場は元の場所に残りました。
ℹ️ 公道なので、いつでも通れます。ただ、市場がにぎわうのは9:00〜14:00です。開くのは5:00ですが、その時間は卸の業者のための時間です。11:00を過ぎると混雑します。日曜と一部の水曜は休みです。休むのは公式の施設で、地元のガイド(市場で25年働いた元仲卸)によると、店の半分ほどはそれでも営業しています。休業日のカレンダーは市場のサイトにあります。
🚉 築地駅 · 徒歩5分
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